1: 2019/01/16(水) 19:04:54.12 ID:CAP_USER
仮想通貨の「イーサリアム・クラシック」で、このほどトークンの二重使用が発覚した。ネットワーク上にあるマシンの51パーセント以上を誰かが乗っ取り、履歴が書き換えられた可能性が高い。その手法は現時点では明らかになっていないが、ブロックチェーンの変更を伴う二重使用の取り消しをコミュニティでどう判断するのかなど、さまざまな課題が浮き彫りになっている。

ビットコインなどの仮想通貨(暗号通貨、暗号資産)が保証しているのは、「お金をやり取りする相手」を信頼する必要はないということである。というのも、人間がシステムをだませないように構築されているからだ。これらのシステムは、人間や、人間の不完全な判断ではなく、数学の法則に頼っている。

ところが最近、「イーサリアム・クラシック(Ethereum Classic)」(後述するが、オリジナルのイーサリアム・プロジェクトとは異なる)が攻撃され、デジタルシステムから人間的な弱点を取り除くことの難しさが改めて明らかになった。

ほかの暗号通貨と同様に、イーサリアム・クラシックもブロックチェーンと呼ばれる分散型台帳が裏付けになっている。ネットワーク上で取引を処理するマシンたちが、こうしたブロックチェーンをつくり出し、共有している。

ブロックチェーンでは、仮想トークンを繰り返し使える人がいないよう設計されている。ただし、ネットワーク上にあるマシンの51パーセント以上を誰かが乗っ取ることができなければ、という条件つきである。そして先日、この乗っ取りが発生したようだ。

何者かが51パーセント超を乗っ取り
通貨取引所のコインベースは1月7日(米国時間)、イーサリアム・クラシックのプラットフォームで5日に二重使用が発覚したことと、イーサリアム・クラシックなどの取引を中止したことを明らかにした。別の取引所であるクラーケン(Kraken)も、続いて同様の発表をした。

コインベースのセキュリティエンジニアであるマーク・ネズビットはブログ投稿で、イーサリアム・クラシックのトークンの二重使用12件(総額約110万ドル、約1.1億円相当)を発見したと述べている[編註:取引所Gate.ioは12日、51パーセント攻撃を行なった実行者から、計10万ドル(1,086万円)相当のETCが返還されたことを公式ブログで報告している]

イーサリアム・クラシックは、人気がトップクラスの暗号通貨というわけではない。コインマーケットキャップによると、4日時点の時価総額は5億5,350万ドル(約600億円)だった。ちなみに、オリジナルのイーサリアムプロジェクトの通貨であるイーサ(ether)は時価総額が163億ドル(約1.8兆円)、ビットコインは時価総額が675億ドル(約7.3兆円)だ。

コインベースのネズビットは『WIRED』US版に対して、何者かがイーサリアム・クラシックのネットワークの51パーセント以上を乗っ取った結果、攻撃者による履歴の書き換えが事実上可能になったと説明。結果として二重使用が可能になったことを、コインベースは「非常に強く確信している」と語った。

イーサリアム・クラシックのチームはTwitterで、問題を調査中だが二重使用があったことは確認できていないと発表した。また、停止を発表する前にコインベースから連絡がなかったことを批判した。

ネズビットは、コインベースは7日にイーサリアム・クラシックのチームへの連絡を試みたがうまく行かず、いまは連絡を取っていると話している。イーサリアム・クラシックにコメントを求めたが、回答はなかった。

乗っ取りの手段は不明
イーサリアム・クラシックのネットワークの51パーセントがどのようにして掌握されたのかは、明らかになっていない。ブロックチェーンがこうした攻撃に弱いことは、暗号通貨の観測筋のあいだでは昔から知られていたが、主要な暗号通貨プロジェクトの乗っ取りが成功したことはこれまでなかった。これはひとつには、残りのネットワークを追い出せるだけのコンピューターを準備するには、とてもお金がかかるからだ。

イーサリアム・クラシックの台帳を書き換える力を手にし、トークンを複数回使った者がいるのだとすると、ソフトウェアの開発者、それにソフトウェアを走らせているマシンの所有者は、今後どうするか判断することが必要になる。
https://wired.jp/2019/01/16/attack-on-ethereum-currency/


no title

引用元:http://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1547633094/


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2: 2019/01/16(水) 19:09:06.41 ID:l0njRehu
50%超には弱いなんて分散台帳の基本じゃん

13: 2019/01/16(水) 19:40:48.00 ID:CgnWuwEp
>>2
元々イーサリアムはビットコインなどPoW型承認は51%攻撃に弱いから、新しい仕組みだぜ!といってPoS型承認を組み込んだ。
去年、今年とPoW型、PoS型が立て続けに突破されたわけで「不特定多数」による承認という
仮想通貨の発想そのものに無理があることが、実質証明されたようなもの。

ブロックチェーンそのものの否定ではなく、管理者不在の仮想通貨の仕組みの問題の本質だけどね。

15: 2019/01/16(水) 20:27:51.92 ID:l0njRehu
>>13
だから元レスはブロックチェーンじゃなくて分散台帳って書いてるんよ

5: 2019/01/16(水) 19:21:16.60 ID:SxUp7zvj
アホ「ブロックチェーン最強!仮想通貨は世界を変える!!」

一般人「いつの時代もマルチ商法に騙されるアホは救いようがない・・・」

9: 2019/01/16(水) 19:37:05.00 ID:9ZTWFVVE
>>5
世界は変わらない。金持ちの資産の逃げ道が増える。ただそれだけの話。君には関係ない。

7: 2019/01/16(水) 19:27:39.99 ID:R2B5/7u3
etcは開発の練習にはいいけどねえ

8: 2019/01/16(水) 19:31:07.52 ID:g+oy4M82
誰も通貨としての話をしない。正に仮想だな
いや幻想か

14: 2019/01/16(水) 20:09:21.10 ID:UKojWMky
「どっちが正しいか多数決で決めよう」という発想がもうダメなんだよな
多数派を握ればやりたい放題になることは子供にだってわかる

16: 2019/01/16(水) 20:50:57.07 ID:KD4WlQ3I
通貨として全然普及してないな
後から来たらコード決済はそれなりに使える所増えてきたのに

18: 2019/01/16(水) 21:06:00.77 ID:g7IE8xMq
仮想通貨の嘘っぱちはこれで全部暴かれたかな
嘘を吹聴して勝ち逃げしたやつが羨ましくはあるけど

21: 2019/01/16(水) 21:18:38.29 ID:ev9vM1rN
弱点もなにももう…

22: 2019/01/16(水) 21:32:04.07 ID:rPZc50X9
どうでもいいだろw

23: 2019/01/16(水) 21:39:14.31 ID:KtL0lvL4
オワコンにしがみつく馬鹿

24: 2019/01/16(水) 21:43:35.35 ID:WhBcqrpG
その結果生じた被害に誰がどのように補償するの?
だれも補償しないの?
だれも補償しないなら、そういう危険な取引だと評論されても仕方ないね

25: 2019/01/16(水) 21:45:32.26 ID:WhBcqrpG
結局、手続き・処理に対しては
誰がそれをやったかどうかってことが重要
そして損害が生じたらその人が責任を持つことが重要
そして、その人がきちんとした支払い能力があることが重要
結局
既存の金融機関みたいなものが必要なんだよ

27: 2019/01/16(水) 22:04:07.46 ID:g7IE8xMq
>>25
じゃあ既存の金融機関でいいじゃんてことになるじゃん
結局のところ銀行が送金手数料で殿様商売しているから当て馬にするために新しく賭場を作ったって話
銀行が危機感を感じて手数料を下げてくれれば経済がよりよく回るようになるだろう
仮想通貨で合法的に現金を巻き上げられた人たちはそのための礎となったのだ

26: 2019/01/16(水) 21:51:49.43 ID:53NY0Nbd
いつイーサリアムクラシックがPoSに移行したんだよ?適当言うなよ、PoWは脆弱なのがわかっただけだろ

31: 2019/01/16(水) 23:48:42.06 ID:24S2wxqt
2重利用された?
それがクラシックの意思なんだから
攻撃とか違うだろwww
勝手に中央気取りしてる方がおかしい

35: 2019/01/17(木) 10:40:11.96 ID:6cqwsFt1
大量のPCを乗っ取るのではなく、スルーされるように細工できれば
出来そうな気がするなぁ。

6: 2019/01/16(水) 19:25:56.17 ID:LqFiuNQa
>オリジナルのイーサリアムプロジェクトの通貨であるイーサ(ether) 

意外と知られていないが、実は、オリジナルはクラシックの方なのだ。 
オリジナルから別れて立ち上がったのがイーサリアムの方。

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